新型コロナウイルスの発生から2年。人々はようやく新しい日常を取り戻しつつあります。この2年を経て、時代のあらゆるものが大きな変化を求められました。今までの常識が常識ではなくなりつつあります。私達建築学生もその例外ではありません。そもそも建築とは何か、と根幹から論じ直す必要があるでしょう。全国から学年・学部・学科の垣根を越え集った学生達が、自由かつ“創造的”な発想を持ち寄って交わした議論は、新たな時代を生むきっかけとなるはずです。そのためにも、多くの分野からの様々な視点の提案を募集します。ここ福岡の地を原初として、コロナの先にある新しい想像の時代が始まることを願っています。